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NEM-ネム- の特徴と将来性


icon-refresh2021/01/11

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NEM(XEM)の特徴

ビットコインのブロックチェーン技術を改良したプラットフォーム

NEMは平等な分散型プラットフォームとして新たなデジタル通貨による経済圏を作り出すことを目標として作り出されたプラットフォームで、そのプラットフォーム上利用されるトークンが「XEM(ゼム)」で表す仮想通貨となります。
 
ビットコインの持つブロックチェーンといった技術を応用し、通貨としての役割以上の機能を持たせた進化型仮想通貨を「ビットコイン2.0」の1つになる通貨です。
 

 

NEM(XEM)の価格推移

 


 
NEM(XEM)は公開当初0.0001$〜0.0002$前後と非常に低い価格の期間を経て、2017年4月ごろより上昇をはじめ、2018年1月には一時1.8$まで上昇しています。
公開等当初に10万円ほどNEM(XEM)を買った人は確実に「億り人」なったということになります。
 
通貨としては、関連性はないのですが、リップル(XRP)と価格が似ていることもあり、よく比較される傾向があります。また、実際価格の推移はXRPと連動してような動きをすることが多い通貨です。
 

プルーフオブインポータンス(PoI)によるハーベスティング

NEM(XEM)は通貨発行の仕組みが特徴的で、マイニング(採掘)ではなくハーベスティング(収穫)という形で分配されます。また、POI(proof of Importance)という仕組みが採用されており、NEMを使ってより多くの人と、よりたくさん取引をした人がハーベスティングで報酬を得られやすいように考えられています。
 
NEMはビットコインのように莫大な資金を使って採掘する一部の採掘者やグループに報酬が偏ってしまうことのないように設計された暗号通貨であり、とても画期的といえます。
 

日本初のプライベートブロックチェーン「mijin」


 
「mijin」は自社内、もしくはパートナー間でのみ利用可能なプライベートブロックチェーン環境を構築できるため、NEMの技術をもとにして日本の取引所Zaifの運営会社「テックビューロ」がオープンソースプロジェクトで開発しました。実証実験用の「mijinクラウドチェーンβ」には日本を含む15か国から計167件の申し込みがありました。
 

「mijin」のバージョンアップ版である「Catapult」


 
「Catapult」はテックビューロとNEMのコアデベロッパーたちとが共に開発した、現在のMijinプラットフォームに新たに修正と改良が加えた上で一から新しく開発されたバージョンです。利用するユーザーからの使用や利便性には全くの変化無しに、よりクリティカルで安全性を要する金融関連のシステム構築にも耐えうる高性能エンジンとして開発されています。この最新技術が今後はMijinだけではなく、nemのオープンソースプロジェクトにも提供されます。
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NEM(XEM)の将来性

中国で最も安全なプロジェクトと報告


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中国のCERT(中国の非営利サイバーセキュリティセンター)の報告書によると、NEMは他のプロジェクトと比べ、最も安全なプロジェクトと報告されました。品質の高いコードで記述され、脆弱性も見つからなかったという評価をうけています。
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mijinは国内有名企業もテスト参加

NEMをベースに開発されたプライベートブロックチェーンであるmijinは日本国内の大手企業も利用しています。NEMをベースとした技術は大手企業も認めた技術となっています。
(利用企業の例)
・日本電気株式会社(NEC)
・株式会社 野村総合研究所
・SBIポイント株式会社
・株式会社ミクシィ イノベーション・センター
・ウェルネット株式会社
・株式会社 ドリコム
・関西テレビ放送
・freee株式会社
・株式会社 オウケイウェイブ   他
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海外でもNEMを利用したプロジェクトが進行中

NEMを利用した、サービスやプロジェクトは海外でも進行しています。例えば、NEMのブロックチェーン技術を使用することで、土地や財産の登録ができる仕組みである「Landstead」や、NEMのブロックチェーンを利用し、高級品などが正規品であることを証明し保証する「Luxtag」、ネムのブロックチェーンをゲームのプラットホームとして、ゲーム内で使われるクーポンを購入したり、ゲーム内で貯めた点数をネムの通貨に交換することができる「Xhai Studios」など、様々な分野でNEMが応用されつつあります。
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Catapult(カタパルト)の将来性

カタパルト技術が実装されることにより、ネムの処理スピードが向上し、1秒辺り4000件ほどのトランザクション(取引)が処理できるようになると言われています。世界最速のVISAカードの処理速度に近い処理がこなせるようになるのです。
また、イーサリアムやリスクが持つスマートコントラクトという技術を進化させて、カタパルトではマルチシンク(複数署名)に対応し、セキュリティーの面が非常に強化されています。これで、ハッキングなどによる不正操作の可能性を大幅に下げることができ、セキュリティがより強固になります。
さらに、「オンチェーンアセットモデリング(On-Chain Asset Modeling)」という機能であらゆる資産をトークン化することによって1つのブロックチェーン上で管理できるようになります。
 
簡単にいうとカタパルトがNEMに実装されると、処理も機能もセキュリティーも飛躍的に向上する期待があります。
 

XEM(ゼム)が買えるのおすすめ取引所

XEMが買える取引所は国内に複数ありますが、mijinやCatapultで開発に関係しているテックビューロが運営しているZaifが第1選択肢になるでしょう。その他には他にもアルトコインの取扱が多数あるコインチェックか、安心のビットフライヤーがオススメです。

Zaif

Zaif

Zaifは取引手数料が安いことで有名な取引所です。XEMの手数料も他社より低い水準で提供しており、有利に買うことができます。何より、mijinやcatapultで実際にNEMの開発に関わっているテックビューロが運営している取引所なのでオススメです。




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