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HITBTCの日本からの利用が一時中止に!


icon-refresh2018/06/03

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ノアコインやheroトークンなどの上場先であるHitBTCが2018年6月2日、突然日本の居住者へのサービス利用一時停止をアナウンスしました。
上記通貨の他にSPINDLEやバンクエラもHitBTCに上場する予定になっており、割と日本から注目されているコインが上場されている取引所でもあるため、インパクトが強いアナウンスになっています。

目次

HITBTCのアナウンス内容

HitBTCは、日本の決済サービス法に基づき、日本の住民に仮想暗号化通貨サービスの提供を一時的に停止する必要があります。利用規約に同意することにより、あなたは当社のサービスを使用しないことに同意し、HitBTCが行動することが許可されていない州または地域のいつでも居住者または居住者である場合には、これらのサービスの使用を直ちに停止します(cl.2.2 (g)参照)。

日本で登録されたIPアドレスまたは日本で登録された他のサービスから当社のサービスを使用したことがあることが判明したため、潜在的な日本人としてあなたを識別します。あなたにサービスを提供し続けるためには、あなたが日本に住んでいないことを保証する必要があります。

以下の書類をお送りいただきますようお願い申し上げます。
あなたのID(パスポートまたはIDカードの明確かつ認識可能なスキャンまたはフォトコピー)。
恒久居住地と法律に従ってこの恒久居住地を証明する書類、または少なくとも以下のものが必要です。(i)居住許可または居住地の公式登録。 (ii)永住者住所を記載した請求の1ヶ月以上前の銀行口座明細書。

書類を提出する締め切りは、この請求の日から14日(締め切り日)です。このフォームを使用して文書をアップロードしてください。最優先で進めます。他の方法で情報を提供しないでください。
確認済みのPROアカウントを開設する場合は、パートナーであるSequant Capital Limited(英国の金融仲介業者http://www.sequantcapital.com/)の助けを借りてこれを行うことができます。
締切日までに居住に関する情報を提供しなかった場合、または日本に居住していることを確認した場合は、サービスの提供を一時停止し、HitBTCからの暗号資産のみを引き出すことができます。

締め切りになると引き出しが遅れ、検証手続きの対象となることに注意してください。

当社の利用規約に同意することにより、AML / KYC手続を通過することに同意したものとします。手続きは、お客様に随時適用することができます(cl.12.3(c)参照)。

HitBTCは、日本の領土で行動するための正式な承認を得るために、日本の金融庁の要件を遵守するよう努めていることにご留意ください。私たちはこれに成功するとすぐにお知らせします。したがって、近い将来、パートナーシップが継続されると強く信じています。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

宜しくお願いします、
HitBTCコンプライアンス部門

口座開設している該当者は日本からのIPからのアクセスであっため、日本に居住していると見なされていると思われ、、おそらく6月14日くらいまでに居住していない場合はそれを証明する資料の送付が求められています。
何もしないと、6月14日前後あたりからはHitBTCからは仮想通貨の引き出ししかできなくなり、さらに引き出し自体にも時間がかかるようになる、と記載があります。

要は日本に居住している人は機能を使えなくするので6月14日くらいまでに資金を移動しておきなさい、と言っていると理解したほうがよいでしょう。

もともとこのメール、タチの悪いフィッシング詐欺の疑いもあったのですが、HitBTCのLeagal Informationにも同様に記載が確認できるため、本当に制限をかけるものと考えられます。

 

HITBTC取引停止の対応策

HITBTCにはノアコインやSPINDLE,Herotokenが上場されていたので比較的口座開設者も多かった取引所と考えられます。
とりあえず、このような対応が発表された以上、この取引所に資産を置いている場合は早急に対応を行うことが推奨されます。

資産をウォレットに移動

とりあえず一番のオススメは一旦持っている資産を自分のウォレットに移動させることです。
ノアコインもSPINDLEもHerotokenも幸いブロックシェーンはERC-20のブロックチェーン(イーサリアムのブロックチェーン)を利用しているようなので、MyEtherWalletに移動することが可能です。
ただ、最近MyEtherWalletもサイトがなりすまされたりと、物騒な出来事が多い状況でもあるため、レジャーナノSなどのハードウェアウォレットからMyEtherWalletを利用することをオススメします。
レジャーナノS経由でのMyEtherWallet利用ではパスワードをサイトで入力しなくてもよくなるためパスワードが盗まれる心配が無くなります。
 


 

資産を別の取引所に移動

他の取引所でも上場しているようであれば、資産を別の取引所に移動するのも1つです。
ただ、その取引所が安心できるようなところでない場合はGOXの心配もあるためあまりオススメできません。

資産を売却

いっそ、これを気にHitBTCに預けていたアルトコインを売却し、BTCにして国内の取引所に移動させる方法もあります。
ただ、おそらくHitBICで管理していた通貨はICO後大きく価格を下げているものが殆どかと推測されるため、今売却すると結構な損失になってしまう可能性もあります。

上記の選択肢から考えると、現状は無理に叩き売りするのではなく、一旦安全なウォレットに移動させておくことが一番のオススメじゃないのかなと思います。

チェンジリーをうまく活用しよう!

一旦ウォレットに移動させた通貨ですが、将来的に価格が上昇した場合、売却したくなる時も出てくると思います。
その中で、もし通貨が対応しているのであれば、チェンジリーをうまく使って必要な時に売却(両替)することもオススメですです。
MyEtherWalletに移動させたノアコインなどの仮想通貨は、チェンジリーが対応していれば、ウォレットからチェンジリーに直接送金し、両替をして任意の取引所やウォレットに送金をすることができます。
わざわざ取引所の口座開設をして、資金を送金/売却という手順を踏まなくても売却が可能になるので便利です。
 


 




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