Huobiから仮想通貨のインデックス商品であるHB10が開始
icon-refresh2018/06/17
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世界でも大手の取引所であるHuobi(フォビ)から6月1日付けで仮想通貨に基づいたETF(上場投資信託)を開始すると発表しました。
投資家はHB10を利用することで複数の銘柄に対して一度に投資することが可能になり、何を買っていいのかわからない投資家にも大きなアピールになると思われます。
今後このような仮想通貨の投資信託商品が様々な取引所から発表される流れになるのではと思います。
目次
Huobiが選んだ10種類の仮想通貨に対して投資
Huobiが独自にセレクトした上位の通貨、もしくは流動性が高い通貨10種類の平均によりインデックス指標「HB10」がベースになっており、この「HB10」構成銘柄に対して投資信託として買い付ける形になる商品です。
要するに、Huobiが重要だと判断したトップ10の銘柄に対して投資をするため、何を買って良いのかわからない人でも仮想通貨投資がしやすい商品であると言えます。
構成銘柄と構成比率はHuobi独自のロジックにより選択され、(ロジックは詳細資料にて公開されています) 構成銘柄、比率は常に確認することが可能です。
2018年6月の開始時点ではHobiの独自トークンであるHTが30%、以下BTC,EOS,ETH,BCH,XRP,IOST,LTC,ETC,DASHの10銘柄となっています。Huobi独自の取引所トークンであるHTが30%の構成を占めているため、HB10が売れるとHT自体の価格の上昇にも繋がる可能性があります。
BTCとのパフォーマンス比較
HuobiのHB10紹介ページにはBTCとHB10のパフォーマンス比較も掲載されています。
分散投資というメリットによりリスクが分散されているため結果BTCよりもHUOBI10のほうがよいパフォーマンスを示していることがわかります。
仮想通貨は基本BTCが上がれば全体的にあがり、逆にBTCが下がれば全体的に下がる性質がありますが、それぞれの上げ幅、下げ幅は状況により異なるため、このような分散投資は非常に有効なんじゃないかと個人的には思っています。
日足ベースのチャートでも着実に価格が上がってきていることが確認できます。
HB10の買い方
HB10は他の仮想通貨と同じように売ったり買ったりすることができるようになりました。USDTの通貨ペアになるため、一旦USDTに変える必要がありますが、USDTの通貨ペアで「HB10」を選び、買い/売り注文を出せば買ったり売ったりすることが可能です。
バイナンスと共に中国の三大取引所の1つと呼ばれる取引所で、現在はシンガポールが拠点となって運用されています。優れたシステムを持ち、一時SBIと提携したほどの実力があります。システムは非常に使いやすく、仮想通貨インデックスファンドを始めるなど最近特に元気のある取引所です。