BitMexのCEO「年末のビットコイン価格を500万円以上」と予想
2018/07/03
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下げ相場が続く中、7月に入り転換の兆しが見えたような、見えてないようなそんな局面にさしかかっているように見えます。
そんな中、CoinChoiceで「BitMexのCEO「年末のビットコイン価格を500万円以上」と予想」というトピックスが掲載されました。
BitMexのCEO「年末のビットコイン価格を500万円以上」と予想、暗号通貨市場にポジティブなシナリオパターンを解説
目次
すでに仮想通貨市場への機関投資家の資金流入が加速
仮想通貨市場の低迷にも関わらず、ベンチャーキャピタル(VC)企業やヘッジファンドなどの機関投資家から仮想通貨市場への資金流入は、2018年初頭から6月15日時点にかけて約710億円(2017年は約550億円)に膨らむなど、大幅な増加傾向にあります。
アメリカのモバイル決済および、仮想通貨取引業を提供し、ゴールドマンサックスからの出資を受けているCircle社も、5月にビットコイン価格が約20%下落している中、新規機関投資家顧客が30%増加したこと、そして、昨年の同日よりも日間取引量が約15倍に増加していることを報告しました。
カギはビットコインETFに?
7月に入ってビットコインの価格が上昇していますが、理由として、「6月末日が期限であったCFTC先物の買い戻し」と「アメリカSECがETFの上場基準の緩和を提案」があったことが挙げられています。
これをうけ、BitMexのCEOのArthur Haye氏はビットコインETFが解禁されることを期待し、「ビットコインの価格は年末に5万ドル(約550万円)まで高騰する可能性がある。」と強気な相場を予想しています
今後のビットコインの相場にはビットコインETFが大きく関わってくる可能性があります。
ビットコインETF上場で機関投資家がさらに参戦へ
世界の機関投資家の運用資産は約95兆ドルです。
中期的な将来に、このうちの0.5%でも暗号通貨資産に流れ込むと、現在2000億ドル程度の暗号通貨市場にとって、莫大なインパクトを与えることが予想されています。
そのきっかけとなるのが、ビットコインETFの上場なのです。今後SECに認可されたビットコインETFが台頭してくれば、ビットコインへの信頼性が増し、機関投資家のさらなる資金流入が見込めると期待されています。
長らく寒い冬が続いている仮想通貨ですが、その先には新しいステージが待っているのかもしれませんね。