イーサリアム(ETH)の特徴と将来性
icon-refresh2021/01/11
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目次
イーサリアム(Ethereum)の特徴
時価総額2位の仮想通貨
イーサリアム(Ethereum)は、ビットコインと並び、注目されている仮想通貨で「ETH(イーサ)」という単位の仮想通貨で表します。時価総額はビットコインに次ぐ第2位となっています。
イーサリアム(Ehtereum)はビットコインより送金の手数料が安く、決済では使いやすいため、ICOなどの申し込みによく利用される通貨になっています。
イーサリアムの価格推移
イーサリアムは2年前の2015年の8月は85円だったのですが、2017年12月には7万9,000円を超えるまで価格の上昇を続けています。2年4ヶ月程度で929倍の価格上昇を遂げたことになります。
イーサリアムの最大の特徴「スマートコントラクト」
イーサリアムはビットコインよりもさらに機能を拡張させているのが特徴で、大きな違いとして「スマートコントラクト」という技術を利用している点が挙げられます。
スマートコントラクトには、取引で行われる契約を自動的に実行・保存していく機能があります。スマートコントラクトを使うと、例えば1年に1回支払うような保険の支払いなども自動的に実行されるのです。契約が実行されると、その実行内容はネットワーク上に保存されます。しかも過去に交わされた契約内容をネットワーク上で半永久的に保存することが可能です。
イーサリアム(Ethereum)の将来性
トヨタ、三菱東京UFJなどがイーサリアム連合に加盟
JPモルガンやUBS、クレディ・スイス、BBVA、マイクロソフト、アクセンチュア、BPなど金融機関をはじめとした欧米の大手企業約30社が創設メンバーになっているEnterprise Ethereum Alliance(EEA)にトヨタ、三菱東京UFJ銀行、KDDIなども参加しています。
2017年9月にはKDDIが国内で初めてEE(Enterprise Ethereum)を利用した実証実験を開始したと発表しました。仮想通貨は怪しいという説もありますが、イーサリアムに関して言えば、世界中のトップ企業が参加しているため、非常に具体的に将来性が感じられる仮想通貨と言えます。
イーサリアム(Ethereum)のバージョンアップ計画
イーサリアムは段階的にアップデートすることを告知した上で開発が進められています。
- 1.Frontier(フロンティア)
- 2.Homestead(ホームステッド)
- 3.Metropolis(メトロポリス)
- 4.Serenity(セレ二ティ)
イーサリアムは段階的なバージョンアップを繰り返し性能向上を行なっています。2017年12月時点では第三段階の「メトロポリス」に位置しています。第三段階のバージョンアップはさらに「ビザンティウム」と「コンスタンティノープル」の二段階に分けられ、「ビザンティウム」は2017年10月に無事成功しています。なので、あとは「コンスタンティノープル」を経て、最終段階の「セレニティ」に向かうのみ、となります。ちなみに2段階目のハードフォークである「コンスタンティノープル」については2018年2月をめどにしているようで、早ければ2018年中にも最終段階の「セレニティ」が完了する可能性がありそうです。また、「セレニティ」が完了するとイーサリアムが爆上げするという説もあります。
ライデンネットワーク(Rinden Network)
ライデンネットワークはメトロポリスとは別にイーサリアムの機能を拡張するオープンソースプロジェクトです。これらがもし完成した場合、ビットコインやイーサリアムの処理能力は大手クレジットカード会社の提供する決済システムよりも上になると言われおり、「送信が1秒未満完了」したり、「手数料が1/7になる」といったことが可能になります。とても魅力的なプロジェクトではありますが、色々難航しているようなのでこちらはまだ時間がかかる可能性がかかりそうです。
ETFへの上場の可能性?
ETFとは、投資家が手数料を払い、取引所に資金を運用してもらう投資信託です。投資のプロが運用するため、初心者でも投資に参入しやすいことがメリットです。このETFにイーサリアムETFが申請されているという噂があります。申請が認可されるかどうかはまだわかりませんが、もし認可されると想通貨がより普及する合図となるかもしれません。
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