ハードウェアウォレットの代表格「TREZOR(トレザー)」
icon-refresh2018/09/04
※当ページのリンクには広告が含まれています
目次
世界で標準的に利用されるハードウェアウォレット 「TREZOR(トレザー)」
トレザー(Trezor)は、ビットコインのためにハードウエアウォレットを開発するチェコ共和局のプラハに本社をかまえるsatoshiLabsにて開発されました。
日本国内においてはハードウェアウォレットといえば、レジャー(Ledger)かトレザー(Trezor)かというくらいメジャーなハードウェアウォレットの一つです。
セキュリティにも定評あり
仮想通貨で一番大事なのは「秘密鍵」です。秘密鍵とは自分だけが知っているものであり、秘密鍵を持たないとコインを売買できません。トレザー(Trezor)はこの秘密鍵の管理が厳重です。さらに、ハッカーなどによる構造の解析が難しい作りになっており、過去被害があったというニュースがないので安心できます。
格段に使いやすい「Model T」
トレザー(Trezor) は従来型の「One」がありましたが、「Model T」の登場により格段に使いやすくなりました。
TREZOR Model Tは、先代の「ONE」から大きく進化してタッチスクリーンを採用しました。タッチスクリーンになったことで、PIN認証や、バックアップコード入力などもデバイスで直接行うことができるようになりました。
従来PINコードの入力は2つのボタンで行う必要があったのですが、操作性が大幅に改善。入力も直接できて非常に便利です。
 
多数の通貨に対応
以下の通貨に対応しており、500以上の通貨に対応しています。特にNano Walletと連携できるのがトレザーの特徴です。
なお、リップルXRPは対応していないので注意が必要です。(Model Tでは近日対応予定)
ビットコイン (BTC), ライトコイン (LTC), ダッシュ (DASH), Zキャッシュ (ZEC), ビットコインキャッシュ (BCH),
ビットコインゴールド (BTG), イーサリアム (ETH), イーサリアムクラシック (ETC), モナーコイン (MONA),
NEM (XEM), Expanse (EXP), UBIQ (UBQ), Namecoin (NMC), Dogecoin (DOGE), ERC20準拠イーサリアムトークン各種( TRX, VEN, ICX, OMGなど)
他のウォレットとの相互互換性あり
故障/紛失の際にウォレットを回復させる「回復シード」はトレザー開発元のSatoshiLabsによって作成された標準に従っていますが、この標準は多くのウォレットアプリと互換性があります。
例えば、レジャーナノSのバックアップキーはトレザーでも使えたり、その逆もできたりします。
これは、万一トレザー社に何かあっても資産を回復させることが可能になる手段でもあり、重要です。
複数のハードウォレットに分散してさらに安全に!
もしハードウェアウォレットが分散してたら被害も最小限に抑えることができるので、ハードウォレット複数種類を使い分けて保管することをオススメです。
バックアップキーの互換性もあるので、レジャーとトレザーをそれぞれ持ってリスク分散する人も多いのが現状です。
購入するなら正規国内代理店での購入がオススメ
TREZOR(トレザー)は直接海外から購入することも可能ですが、正規国内代理店から購入することをお勧めします。
正規国内代理店から購入した場合、日本語のマニュアルとサポートがついてきます。
ウォレットの場合、ソフトウェアの脆弱性が発見された場合、いち早く対応を行う必要があるのですが、代理店経由で購入し、ユーザ登録をしておけば、日本語メールでタイムリーに情報を受けることが可能です。
もちろん万一使い方がわからなかった場合なども親切に対応してもらえるので安心です。