TRON(TRX) の特徴と将来性
icon-refresh2021/03/10
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目次
TRON(トロン)の特徴
エンターテイメント特化の分散型ストレージプラットフォームを目指す
TRON(トロン)は通貨単位はTRXで表される通貨で、「エンターテイメント特化の分散型ストレージプラットフォーム」を目指してブロックチェーンベースの分散ストレージの技術を使用し、世界中の個人クリエイターを支援するプラットフォーム構築を目指しています。時価総額としては上位に位置し、認知度はある程度日本国内でも知られている通貨になります。
過去から憶測があった日本上場が遂に2021年3月に実現!
On the way to Japan exchange, we will file a listing application to the financial regulator in Japan soon!
— Justin Sun (@justinsuntron) 2017年12月25日
TRONの代表であるJustin氏は12月25日のツイッターにてが「日本の取引所への上場に向けて、日本の金融規制当局に上場申請を行った」とのツイートを残しました。
当時より、ADAと共に国内に上場される可能性の高い通貨と目されてきたのですが、結局2021年までは国内取引所に上場するに至っていませんでしたが、
とうとう、2021年3月17日にビットポイントへの上場が決定しました。今後の動向に注目が集まります!
当時のツイートの内容は「私たちは正式に日本の金融庁に申請書を提出しました。申請書が政府によって承認されると、すぐにいくつかの日本の取引所がTRONを上場させるでしょう。」とのもの。1箇所ではなく、「いくつかの」取引所に上場されるとのこと、本当にそうなるか楽しみです。
TRON(トロン)の価格推移
TRON(トロン)自体2017年11月登場したばかりの通貨でもあり、当初は0.002$(0.2円)程度の価格であったものが、翌月の12月には10倍の2円を超え、2018年1月にはすでに50倍の10円を超えています。とはいえ、大人気の海外取引所BINANCE(バイナンス)では最低レベルの単価で買える通貨であり、今後の上昇余地が多いにある通貨で大注目の通貨です。
TRON(トロン)の将来性
TRONは中華系のプロジェクトであり、中国国内での提携実績が豊富にあります。
中国国内の大手企業との提携実績
1000万人利用アプリ「Peiwo」との提携
中国で1000万人会員を持つ音楽ストリーミングサービス、PeiwoにてTRONが導入される予定です。これがTRONと互換性がある最初のエンターテイメントアプリになります
台湾obikeと提携
Merry Christmas! We are exciting to announce our partnership with Obike. Obike is one of the largest sharing economy companies active in 20 countries across Europe, Asia and Australia with 10 million users. Obike will launch sharing bike application and Ocoin based on #TRON #trx pic.twitter.com/dG60lo7iZb
— Justin Sun (@justinsuntron) 2017年12月24日
OBIKはEシンガポール発の自転車シャリングサービス企業で、アジアだけでなくヨーロッパ、オーストラリアなど20か国で自転車シェアリングサービスを展開しています。このobikeと2017年12月24日に提携発表しました。この提携はTRONの使い途がまた一つ増えたことを意味しており、TRONが実利用フェーズに近づいてきていることを意味しています。
中国版のNetflix企業と契約
I just published “Baofeng and TRON — Opening a New Era of Blockchain-Based Online Entertainment” https://t.co/5A17RqGmR9
— Tron Foundation (@Tronfoundation) 2018年1月10日
TRONは中国のBaofengという企業と契約したと発表しました。この会社は中国版Netflixと言われる映像ストリーミーング会社でアクティブユーザーは2億人、時価総額は1300億円を超える大企業です。
TRONプロジェクトロードマップ
トロンは、個々の利用者が独自の事業スタイルの構築できるシステムとなることなどに向かって、エンターテイメントの領域などで展開できるように10年間にわたる6つの計画をホワイトペーパーに記載しています。
- Exodus(エクソダス)【2017年8月~2018年12月】
- Odyssey(オデッセイ)【2019年1月~2020年6月】
- Great Voyage(グレイト・ボヤージュ)【2020年7月~2021年7月】 ←イマココ
- Apollo(アポロ)【2021年8月~2023年3月】
- Star Trek(スター・トレック)【2023年4月~2025年9月】
- Eternity(エターニティ)【2023年4月~2025年9月】
Exodus(2017年8月〜2018年12月)
エクソダスは、分散型コンテンツモデルの開発を主とした段階です。Tronユーザーが自由に画像、動画、記事といったコンテンツをアップロード及び、配布できる仕組みを構築します。
Odyssey(2019年1月〜2020年6月)
オデッセイでは、クリエイターがTronのプラットフォームを使いインセンティブ(報酬)を得られる仕組みを開発します。課題として、既存のアプリストアやサービスの高額な手数料を改善し、適切な報酬制度を構築することが掲げられました。
Great Voyage(2020年7月〜2021年7月)
ブロックチェーン技術により、所得の測定、トロン保有者への配当の支払い、サポーターにおける管理に関する主要な問題を解消します。トロンは、ファンファンドに向けて大きく転換します。
Apollo(2021年8月〜2023年3月)
アポロは、Tronのプラットフォームを利用するクリエイターによるトークン発行、及び実用段階へ向けた問題解決がテーマです。現段階では、クリエイターにより発行される独自トークンに対して、中央管理者が介入しないとされています。
Star Trek(2023年4月〜2025年9月)
ゲーム開発者が、トロンシステムにより、自由にオンラインゲームなどのプラットフォームを構築できるようにします。自律的なゲームの運営が可能となり、市場の動きを予測できるようにします。
Eternity(2025年9月〜2027年9月)
エターニティはスタートレックと平行してプロジェクトが進められます。クリエイターがゲーム開発のクラウドファンティングを可能にする仕組化、実用段階に向けた開発が進められる予定になっています。
マカフィー氏がTRONを押したことにより急騰
Coin Of The Day: pic.twitter.com/WSTXaha1Nk
— John McAfee (@officialmcafee) 2017年12月26日
仮想通貨界で有名なJohn McAfee氏が、2017年12月26日のツイッターでTRONを推したことにより価格が急騰。このMcAfee氏は、アンチウイルスソフトの「マカフィー」の創業者であり、仮想通貨界で1目置かれた人であり、度々仮想通貨に関するツイッター(通称「マカフィー砲」)を投稿し話題になっています。マカフィー氏の投稿によれば、長期で持つとよいのだとか。
おすすめTRON(トロン)取引所
TRON(トロン)は2018年1月現在では国内の取引所に上場しておらず、海外取引所でしか購入はできません。TRON(トロン)はBINANCE(バイナンス)などの海外取引所で取引が可能です。2BTCまでならメールアドレスだけで身分証明書なしでも口座開設と取引/入出金が可能です。
BITPOINT(ビットポイント)
売買手数料は無料なので手数料を気にすることなく取引することができる国内取引所。信頼性の高い通貨を取り扱っており、国内屈指の取引量を誇る暗号資産取引所でもあります。
最近はBATなどの新しい通貨も取り扱うなど、取引できる通貨の選択肢も増えています。