リップル(XRP)をハードウェアウォレットで管理する方法
2018/08/05
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コインチェックのNEM流出問題に関して、2018年3月11日以降流出NEMの補償が行われ、順次取引停止になっていたアルトコインの取引が再開されるとアナウンスがありました。
コインチェックでリップル(XRP)を購入していた人は相当数いると思われ、取引再開後はハードウェアウォレットで管理しようと思っている人も少なくないと思います。
そこで、ここではリップル(XRP)をハードウェアウォレットで管理する方法を説明します。
目次
リップル(XRP)対応のハードウェアウォレットはLedger(レジャー)社のみ
ハードウェアウォレットはメーカーにより対応通貨が異なります。リップル(XRP)に対応しているのは現状Ledger(レジャー)社のハードウェアウォレットのみとなっています。
Ledger(レジャー)社のハードウォレットの中でも「Ledger Nano S」(レジャーナノS)と呼ばれるハードウェアウォレットが一番手軽に購入できるため人気があります。
まず、ハードウェアウォレットでリップル(XRP)を管理する場合、「Ledger Nano S」(レジャーナノS)を入手します。
ハードウェアウォレットは大事なお金のキーを保管する場所なので、ちゃんとした正規代理店経由で購入することをオススメします。改造品など怪しいものを掴まされる心配もなく日本語サポートもついてくるので安心です。
「Ledger Nano S」(レジャーナノS)の購入が完了し、手元に届いたら、初期設定(Ledger Nano S(レジャーナノS)の使い方 -初期設定編-を行います。
Ledger Managerのインストール
Ledger社のハードウェアウォレットでリップル(XRP)を管理する場合、2つのソフトをパソコンにインストールする必要があります。
まず1つ目がLedger Managerになります。こちらは「Ledger Nano S」の本体を管理するためのアプリになり、Chromeのアプリになります。
WEBブラウザであるChromeがインストールされている前提でのLedger Managerのインストールになるため、まず、Chromeがインストールされていない人はChromeをインストールします。
PC版Chrome ダウンロードページ
Chromeがインストールされている環境であれば、Chromeで以下のページを開き、「Ledger Manager」を選択し、「GET THE APP」をダウンロードし、インストールします。
Ledger社アプリダウンロードページ
インストールが完了したら、下記のリンクを踏むか、「chrome://apps/」とアドレス欄に入力することでChromeアプリとしてLedger Managerのアイコンが追加されているのがわかります。これでレジャーナノSがPCから設定できる状態になりました。
RippleアプリをレジャーナノSにインストール
次に「Ledger Nano S」(レジャーナノS)にRipple(XRP)ウォレットをインストールします。
さきほどインストールしたLedger ManagerをChromeから起動します。ハードウェアウォレットである「Ledger Nano S」(レジャーナノS)はPCに接続してPINCODEの入力が完了すると、Ledger Managerのメイン画面が出てきます。Ledger Managerでは、通貨ごとのアプリを「Ledger Nano S」(レジャーナノS)にインストール/アンインストールすることと、ファームウェアのアップデートが可能です。
表示されている通貨の一覧の中から「Ripple」の下矢印アイコンをクリックするとアプリをLedger Nano Sにインストールすることができます。
インストール完了すると、Ledger Nano Sアプリ選択アイコンの中に「Ripple」が追加され、ハードウェアウォレットとしてRippleが扱える準備が完了します。
ウォレットアプリをPCにインストール
次にウォレットアプリをPCにインストールします。これは出金入金をパソコン上で指示するためのアプリになります。
さきほどのLedger社アプリダウンロードページ(https://www.ledgerwallet.com/apps)にて今度は「Ledger Wallet Ripple」を選びます。
Ledger Managerと同様に「GET THE APP」をダウンロードし、インストールします。これで、準備は完了です。
Ledger Nano SにXRPを入出金する
実際にLedger Nano SにXRPを入出金するには「Ledger Wallet Ripple」を起動します。
未接続の場合、上記のような画面が表示されますので、Ledger Nano SをPCにつなぎ、PINコード入力後、Rippleのアプリを選択するとPCに接続されます。
接続が完了するとXRPの残高が表示されます。ここでLedger Nano Sに入金する場合は、「↓」矢印ボタン、出金する場合は「↑」矢印ボタンを押します。
Ledger Nano SからXRPを出金
出金する場合、「AMOUNT」に送金額、「RECIPIENT ADDRESS」にXRPの送信先のアドレスを入力して、SENDを押せば送金完了です。
Ledger Nano SからXRPを入金
入金の場合、表示されるアドレスにXRPを送金するだけで、Ledger Nano S管理になります。
まとめ
Ledger Nano Sの初期設定さえ済んでいる状態であれば、アプリをインストールするだけですぐにXRPをハードウェアウォレット管理にすることができます。
ハードウェアウォレット管理することで、他人によって大切な資産を失うリスクを回避することが可能ですので是非利用しましょう。
一見難しそうですが、慣れればとっても使い方は簡単です!